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顎関節症

膝が痛くて歩くのに苦労する……
腰が痛くて家事をするのにもつらい……
体の一部が痛かったり不自由があれば、すぐにでも日常生活に影響してくるものですね。これは、顎でも同じことなのですが、少しやっかいなことがあります。

やっかいなこと、というのはまず第一に、『顎が悪い』と本人が自覚していない!!ということです。
いわゆる顎関節症の3大症状は、



 口を大きく開けることができない
 顎がガクガクして音がする
 ものを噛むと顎が痛む

これらの症状がはっきりと出れば本人も顎関節症だとわかるでしょうが、顎そのものに症状が出なくても、噛み合わせの悪さから全身の不快症状を起こしていることが、皆さんの想像以上に多いのです。

頭痛、肩こり、腰痛、自律神経失調症の症状などが咬み合わせの不良から来る顎関節症と関連があることがあるのです。
それ以外にも、耳鳴りやめまい、目の痛みや充血、高血圧、手足のしびれなど、実に様々な症状が起こる可能性があるのです。

以前は不正咬合による顎関節の疾患と考えられてきましたが、現在では多因子性の疾患と考えられています。
もう少し詳しく説明すると、顎関節症は咀嚼筋の疼痛、開口障害、顎関節雑音を主症状とする顎口腔系機能障害症候群の総称で、症状は五つに分類されます。
1.咀嚼筋障害
2.関節包・靭帯障害
3.関節円板障害
4.変形性顎関節症
5.その他
これらの症状の中で、最も頻度が高いのは関節円板障害です。
顎関節症の発症原因は、噛み合わせの異常、精神的ストレス、外傷などが考えられていますが不明な部分が多いようです。

顎関節症の定義

日本顎関節学会では
「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし顎運動異常を主要症状とする慢性疾患群の総括的診断名(1996年)」と定義されています。
日本補綴歯科学会補綴学用語集では顎関節症は顎機能異常や顎口腔系機能障害の同義語とされています。
顎口腔機能の主たるものの一つは摂食機能、すなわち上下顎歯列における咬合であると考えられます。
この咬合について同用語集では、咬合の調和とは「咀嚼系の解剖学的及び生理学要素と調和した咬合状態」。
咬合の不調和とは「咀嚼系の解剖学的おとび生理学要素と調和していない咬合状態」と定義されています。
そして、機能的不正咬合とは以下のように定義されています。
1)下顎安静位から閉口時に早期接触があり、前後左右いずれにかに偏位して不正な位置に咬頭嵌合する咬合。
2)歯によって決定される咬頭嵌合位と、筋や顎関節などによって規制される下顎位とが一致していない咬合。
つまり顎機能異常がある患者の多くには咬合の不調和が存在し、顎顔面部の筋痛や、顎関節痛、開口障害、関節雑音等を主訴とする場合に顎関節症と診断されるのではないかということです。

日本語の顎関節症に相当する適切な英文名はありませんが、顎関節症を含むより広範囲の概念としてTMD: Temporomandibular DisordersとCMD:Craniomandibular Disordersが用いられています。
TMDは、耳鼻咽喉科的、神経学的、血管性、新生物性あるいは感染性以外の顎関節疾患すべてを含み、頭蓋顎顔面痛Orofacial painを呈する疾患のひとつに位置づけられています。
当院で、検診に来られた患者に「顎関節症」と言う病名を告げても馬耳東風ですが、英語圏の人に「TMD」と告げると、見る見る心配顔になります。
恐らく、英語圏の人達は虫歯や歯周病よりも大変な病気と理解しているのでしょう。

顎関節症Q&A

顎関節症はどこに行けばいいですか?

歯科ですか整形外科ですか?
歯科、口腔外科ですか? 歯科大学、歯学部の補綴科ですか? 矯正歯科ですか?
 はっきりと言えないのですが、顎関節症は歯科で研究しています。 日本顎関節学会の会員は、ほとんどが歯科医師です。
整形外科や口腔外科では 鎮痛剤や湿布、赤外線治療なども出来ます。
 各科の得意の分野で治療をしますので、各科ごとに治療が異なるのが現実です。
  顎関節症のリハビリを行う治療は、歯科大の大学病院では顎関節症外来、咬合科、歯科補綴科に行くこと勧めます。歯科大学の顎関節症専門外来、咬合科、歯科補綴科ではスプリントというバイトプレートを作ってリハビリをします。
 スプリントはできれば、薄くて違和感が少ない噛んで安定感のある装置がよいです。これは噛んで安定感があり、破損し難く、症状が軽減する効果の出る装置が良いですね。
  スプリントを作って何度も丁寧に噛み合わせの調整を繰り返し、咬合紙を左右同時に入れて、弱く速く小さく咬んで咬合紙のカーボンの抜け具合を診てバランスを調整します。時間と共に変化してきますので丁寧に毎回検査をすることを勧めます。
 プラスチックのスプリント装置を入れても効果が出にくい多くは、顎の癖が強いためスプリントのバランス調整がうまくいっていないことがあります。
 顎関節症の症状が進行し関節の変形が大きかったり、口が開きにくい状態が長く続きますと、関節部が強く癒着して、スプリントの効果が出にくいことがあります。その時は根気よく調整してもらって下さい。

スプリントの治療費はどのくらいですか ?

健康保険が適応なスプリントはアクチバトール式ナイトガードなどと言われていますが、顎関節症という病名だけでは保険では認められていません。
 装置だけでは約7,000円(3割負担額)です。調整費用は保険では認められていません。
  アプライアンス)は保険の適用になりません。歯科医院によって違いますが、おおよそ20〜30万円位ぐらいです。
 再診料(調整料を含む)は数千円ぐらいです。担当する歯科医師に、治療前によく聞いて下さい。

検査料金はどれくらいですか?

レントゲンだけが保険で認められてます。CTやMRIなどは保険非適応になります。 しかもアゴの動きの検査や噛み合わせの検査は、現在の所、保険では認められていません。

噛み合わせの検査、アゴの動きの検査は自己負担になります。

顎関節症に詳しい歯科医が少ないようですが?

一番の問題点は
 咬み合わせのバランスの悪い患者さんは、咬み合わせ全体を診査・診断・治療すると、その機能性や耐久性,金属の適合性にこだわり、治療時間がかかり,最適な治療は費用が高くなることが多く、保険診療の枠では採算性は全くなくなる事でしょう。
 
カゼをひけば薬を服用する感覚で顎関節症自体を理解している患者が少なく、又、説明をしても理解が難しい!というのが現状でしょう。

咬み合わせの検査や治療は,歯科医師によりどうして違うのですか?

一言で言えば、「咬合診断学の遅れ」です。

 今まで歯科医師によりいろいろと判断基準が異なるのは、咬み合わせの「咬合診断学」という学問が世界的にも遅れいて、咬み合わせの正常と異常をきちんと検査する医療器械が開発されていないためです。つまり学問的な遅れです。
 以前ある大学の研究者が,「顎運動を計測する器械」で咬合診断できるといったりしましたが、これは大きな間違いです。分かるのは関節の動きが調和しているか異常があるかを計測できることで、咬み合わせの状態ではないのです。結果から原因のバランスの状態を考察するのは、まだまだ無理があります。これに惑わされて高額の医療機器を買った開業医も結構いました。 ・・・その中の一人が私です。
数ヶ月で治療前・治療中・治療後の時々しか、使わなくなっていしまいます。

治りにくい患者さん、治療しにくい患者さんはどういう時ですか?

強いて言えば、歯の無い所がある方です。

義歯かブリッジ、インプラントなど、何とか歯のないところに とりあえず歯を製作して 入れてから、咬み合わせの治療となります。
義歯は咬む力をしっかりと受け止めるために、義歯全体が歪みにくい金属床でしっかりと製作すべきです。
義歯が噛む力で歪んでしまうと、噛む力は歪んだ義歯の下の粘膜や咬む筋肉にも歪みを起こしバランスを悪くします。何度調整しても、うまくいきにくくなります。違和感異物感が小さく、噛む力に十分対応できる義歯が必要です。

インプラントは、原則的には手術から3〜6ヶ月ぐらい待って冠を被せるので咬み合わせはすぐにできません。
ブリッジも、両側の歯を削ってつなぐので、咬み合わせのバランスが悪いときは、とりあえずの仮のブリッジてす。歯が無いときは仮の義歯です。

長い間に、関節が変形して口が開かない期間が長い開口障害の時のリハビリは、患者さん自身、毎日数回コツコツとアゴの体操をして努力しないと効果が出にくいこともあります。
関節に注射したり、手術をできるだけしないですませたいので何とかしてあげたいのですが、面倒くさがる方や、早く治らないとカリカリする方は難しいです。ご自分で毎日、アゴのストレッチやパタカラもせずに、歯科医師のアドバイスも良く聞かないで、自分の意見や訴えを強く言う方は大変困ってしまいます。
それと、昔乍らのイメージで歯科医院を見る方。
例えば、歯医者は削って詰めるところ、穴が空いてるのでチョコっとセメントでも詰めて!という方。

歯科医療は全身との関わりは大きい!です。


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